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いんたーねっと日記

141文字以上のものを書くところ

Twitterを授業やイベントに導入する前に確認しておきたいこと

大学でのTwitterの使い方などについてはけっこう思うところがあって、Twitterにときどき書いていたことだけれどまとめておく。

Twitterの検索機能には漏れがある

ハッシュタグ付きの発言を辿るときにはTwitterの検索機能を使うことになる。ところがこの検索機能は完全ではなくて、厳密に測定してはいないけれども20個に1つは検索からヒットしなくなっているように感じる。リアルタイムに検索機能を使って追っていると数分間一切発言が流れなくなることもある。
ハッシュタグが付いていれば授業やイベントに関連した発言を集められて便利ではあるけれども、そこにある発言が全てではないということには注意しなければならない。正しい仕様を確認していないけれども、in_reply_to付きの発言も検索にヒットしない場合がある。
さらに、検索機能の検索対象から外れてしまっているアカウントもあって、そういうアカウントからはいくらハッシュタグをつけて発言していても、検索機能からは辿りつくことができない。
わかりやすくダメなことをしてしまっている例として、僕の大学のある授業が「授業中にハッシュタグを付けて発言をした場合も授業に参加しているとして加点する」と言ってTwitterのアカウントを書かせたりしていた(らしい)のだが、これらのアカウントをすべてチェックでもしないかぎり厳密な採点はできないだろうし、「tsudaる」に近い勢いで発言している人の影に隠れて加点されていない人がいる可能性が高い。

外部からの干渉を受けるかもしれない

Ustream等で外部に公開している場合でなくとも、フォロワーから興味深い発言があればそこで行なわれていることに参加したいと思うユーザーは多いだろうし、とりあえず自分の意見を書いてみたりする人が出るかもしれない。あるいは、もっと悪意を持ってハッシュタグを荒らすような人が出るかもしれない。ハッシュタグを設定する場合は、そういった人たちが出てくることを考慮しなければならない。
ハッシュタグは単なる文字列に過ぎないのだから、その文字列が書き込まれることを防ぐことはできない。これは受け取る側が必要に応じてフィルタリングするなり、放置するなりするしかないだろう。
実際に学校の授業でハッシュタグを使っているときに外部の人間が入ってきたことはあるし、積極的に受けていない授業のハッシュタグに対して発言したこともある。
ハッシュタグの発言のクオリティを維持するためには、Ustream等で外部に公開してしまうのがいちばんいいと思うのだけれど、去年12月のTwitter研究会ではUstream効果もあってハッシュタグ(#twitterconf)が盛り上がりすぎてTrending Topics入りしてしまい、外国人がTwitter Confessionと勘違いしていろいろ恥かしい告白をしてくれたりしたこともあった。こういうこともある。

Twitterの発言はしばらくすると辿れなくなる

Twitterの検索機能は抜けがある以上に、古い発言がどんどん消えていってしまう。もし記録を残しておきたいのならリアルタイムに発言を集めておく必要がある。ハッシュタグクラウドに登録しておけば1週間ぶんの発言が保存できるので保存が必要なら利用したほうがいい。たぶん他にもいろいろな手段もあると思う。

参加者にはTwitterを使わない自由もある

本当に書きたかったのはこれで、授業やイベントの参加者にはいろいろな考え方を持っている人たちがいることを忘れてほしくない。Protectedにして親しい人以外とは交流をしないようにしている人もいれば、絶対に使わないぞという信念をもっている人もいるし、リアルの知り合いには絶対に見つかりたくないという人もいる。イベントの間だけ発言が急激に増えるのを嫌がる人もいる。もちろん主催者の意図に沿って楽しく使う人もたくさんいるだろうけれども、それが全員ではない。
もちろんTwitterは複数のアカウントを使うことが(たぶん)禁止されていないので、サブアカ作ればいいじゃん、と言ってしまえばそれまでだけれども、そういうことを強制されて不快な思いをする人がいることを忘れていはいけない。

追記

突然Twitterが重くなったり遅延したりすることもお忘れなく。