freee株式会社に転職して1ヶ月が経ちました
ymrlさんfreeeか
— laiso(レイソー) (@laiso) 2014, 1月 29
あえて報告もせず隠しもしてなかったのですが*1、1月からfreee株式会社でエンジニアとして働いています。
freeeはまだ創業から1年半ほどのベンチャー企業で、個人事業主と中小企業向けのクラウド会計ソフトを作っています。自分の担当分野としてはざっくりとUI/UX周りというかフロントエンド周りで、気に入らないCSSやマークアップを頼まれてないところまで修正しまくっているのでHTML/CSSの人みたいになっています。学生時代にずっとWebっぽいことをやっていたのもあってもっとWebサービスらしいWebサービスに携わりたかったので、技術的に興味のある分野に触れられそうなこと、創業から日が浅い会社でありながら将来性のあるサービスを作っていること、そしてCEOやCTOやエンジニアと話をして相性がよさそうだったことがfreeeに入る決め手でした。新しい技術を修得することに意欲的なエンジニアの多い環境は素晴らしいと思います。
freeeに入った時点で会計については完全に素人だし、Web関係のことをやるのは修士研究以来だったので最初はだいぶ不安だったのですが、ソースコード読みながら実際の動作を見るだけで2〜3日くらいでけっこうキャッチアップできたのでよかったです。会計のコアな部分については青色申告と白色申告の違いを今日初めて知ったとか、いまだに複式簿記の仕組みがわかっていないとか、そういう感じで全く理解してないのでそのうちちゃんと勉強が必要だなーと思っています。
freeeの雰囲気
freeeはビジネス向けのサービスですが、会計についての専門知識がない人でも使えるサービスを目指しているだけあって、どちらかとえばBtoCの会社に近い雰囲気だと思いますが、BtoBの会社にいたことがないのでよくわかりません。Web系っぽい要素としては、バランスボールに座っている人がいる、freeeのロゴ入りTシャツ姿で仕事してる人がいる、飲み物と夕飯の弁当が無料くらいでしょうか。
前の会社と比べて最も違うところはスピード感で、作業してデプロイしてすぐお客さんの手元に新しい機能が届く環境はお客さんからのフィードバックも早くて、この1ヶ月の間にもサービスがどんどん進化しているなーと感じます。前の会社ではスマートフォン向けアプリを作っていたので、Appleの審査にかかる時間やゲーム内イベントのスケジュールとの調整をしながらリリースしなければならず、数週間や数ヶ月以上先にリリースするようなものを作っていることが多くて、なかなか冒険できないところがあったので、転職して一番よかったのはここかなと思っています。
あと前職との最大の違いといえば突然アニメや声優の話をしだす人が今のところ自分くらいしかいないことくらいですかね。
生活
前の会社が朝弱い人に優しすぎたうえに徒歩数分の距離だったので、その頃と比べると2時間くらい早く起きるようになりました。だいたい僕が会社に来るのが社員の中で最後なのでみんなすごいなと思います。ちなみに特にミーティングなどが入ってなければ11時くらいまでに会社にいれば良さそうです。
就職してからずっと自炊をしていたのですが、freeeは夕飯の弁当が無料なので、最近は朝ごはんと昼に食べる弁当だけ自分で作るようにしてます。そうでもしないと太りそうなので。
やりたいこと
freeeは会計についての知識がない人でも扱えるように作っているわけですが、短い期間でたくさんの機能を作ったことが原因となって、いろいろな部分のUIがまったく統一されていなかったり、触れるお客さんが少なそうな機能はまだとても簡単とはいえない状態だったりするので、そのあたりを統一的でわかりやすいUIに置き換えていくのが会社の中での自分の役割だと思います。
個人的な目標としては、そういった整ったUIを最小のコードで実現できる環境を整備して、見た目だけでなく実装面でもきれいなUIを実現したいと思っています。というかエンジニアは機能的な要件は満たせてもViewまわりのコードはコピペだったりすることが多くて、そういうのが溜まると機能性もメンテナンス性もどんどん低下させるので全部滅ぼしたい。
さいごに
freeeではエンジニアを募集しています。仕事場でダーツや卓球をしたいエンジニアの方はぜひ @ymrl に連絡をください。
あと確定申告は3月17日が締め切りなので、もしまだ申告の必要があるのに何も準備していないという方はぜひご検討ください。チャットサポートや土日メールサポートが受けられたりする青色申告のキャンペーンもやっているみたいです。