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いんたーねっと日記

141文字以上のものを書くところ

履修選抜.死ぬ.jp の開発・運営を今学期で終了します

1年前から 履修選抜.死ぬ.jp というWebサービスを運営しているのですが、今学期でこのサービスの運営はひとまず終了にします。

このサービスについての詳細は以前にも書いたのですが、履修選抜というのは授業の初回に履修希望者に課題を出して履修者を絞る慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) の制度で、SFC-SFS(学内向けWebサイト)をクロールして履修選抜通過者の学籍番号を取得しているのですが、僕が来春修士課程を修了する予定でこのサイトにアクセスできなくなるので、終了せざるを得ない、という状態です。当然、このサイトで選抜結果が公表されたことを通知しているTwitterアカウント @SFC_selection も停止します。

SFCは学生の間からキャンパスの学生向けに面白いサービスや企画が出てくることも多いのですが、だいたいそういうものは中心となって作ったり盛り上げていったりする人が卒業したりしていなくなってしまうと一緒になくなってしまうものでした。キャンパス限定SNSだった(らしい)「SFC★MODE」は作った人たちが卒業したあと閉鎖され、Twitterに授業をtsudaる企画「sfcnote」も発起人が卒業してからすっかり忘れ去られてしまいました。無線LANアクセスポイントをキーに近くにいる人とチャットするシステムがあったみたいな話もあったはずですが、もはやちょっとググった程度では名前すらわからないレベルです。ほかにもバス関係とか授業関係とか、いろんなものが作者の卒業によって消えてなくなってしまいました。これらのサービスに比べると履修選抜.死ぬ.jpは全然大したものではないはずなのですが、それでもそこそこの人数のユーザー(現時点で@SFC_selectionには671人のフォロワーがいる)がいることを考えると、終了せざるを得ないのは非常にもったいないと思っています。

僕自身、こういう優れたものやもっとブラッシュアップしていけそうなものが現れては消えていくという状況は、このキャンパスに所属した5年半の間ずっとなんとかならないものかと思っていて、@SFC_wellness はかなり初期の段階から卒業後も動かすつもりで作ったりしていたのですが、SFC-SFSへのアクセスをどうしても必要とする履修選抜.死ぬ.jpだけはそういうわけにはいきませんでした。

誰か周囲の後輩に託してもいいのですが、せっかくSFC-SFS上で時間割が組める便利さを殺してWebサービス運営しろというのはなかなか言えるものではありません。ただでさえ全科目の履修希望登録が必要な上、今学期は、これまで以上にMy時間割の機能が重くなっていて、全科目が掲載された僕の時間割は日中にはまず間違いなく開くことができない状態で、授業を受ける上で必要な情報がSFC-SFS状にあっても閲覧すら難しい状況です。修士課程2年の僕は授業を全く履修する必要がないのでTAする授業の教室がわからなくなる以外には問題ないのですが、学部生にとってこの状況は危機的なものでしょう。

その上、SFC-SFSは学期ごとに微妙なマイナーチェンジが行われていて、毎回少しずつコードの修正が必要になります。SFC-SFSをクロールする部分は sfcsfs という gem になっているのですが、たぶん少しずつ使えなくなっていくはずです。

そういうわけで、3学期間にわたる 履修選抜.死ぬ.jp の運営は、このままの状況では、今学期を最後に終了することになります。もし上記に挙げた状況を理解した上で開発と運営を引き継ぎたいという方がいれば、サーバーのアカウントを発行して引き継ぐつもりですが、けっこう大変だと思います。

本当ならSFC-SFS上での履修選抜結果の閲覧がもっと便利になって、履修選抜.死ぬ.jpの必要がなくなることを期待していたのですが、ユーザビリティ上の改善が全く見られない上に今学期の絶望的なSFC-SFSサーバーの遅さを鑑みれば、それも無理といったところでしょう。

なお、同じようなことをしたい人のために、履修選抜.死ぬ.jpを作るのに必要なソースコードはGitHubに公開してあります。

履修選抜.死ぬ.jpや@SFC_selectionを便利だと言ってくれた皆様、紹介して下さった皆様、記事にしてくださったSFC CLIPの皆様、「死ぬ.jp」を取得するきっかけを作ってくださった @ykf さん、不具合や選抜結果公開情報をくださった皆様、どうもありがとうございました。