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いんたーねっと日記

141文字以上のものを書くところ

教室のIT化

これを読んで、ほとんどの学生がノートPCを持ち込んでいて常時無線LANでインターネットやりたい放題という環境で授業を受けてる身からちょっといろいろ書きたくなった。

たぶんみんなサボる

これは間違いない!
大人数の授業で後ろの方の席に座ると、みんなオレンジ色のSNSだとか右から左へ文字が流れる動画サイトとかを見てるのがはっきり確認できる。そういう自分もたまにRSSの未読を消化してたりTwitterに書き込んだりしてる。先生に対して手を挙げて質問するなり何かアクションをとるよりもパソコンに対してアクションを取る方が簡単だし、なにかアクションをとるとすぐ反応が返ってくるからパソコンの方が楽しいのはもうしょうがない。

目線の行き場の問題

授業中に視覚を使って得る情報というのは必ずしも黒板だけじゃなくて、黒板やスクリーンを指差して先生がしゃべったりすることも多い。パソコンでノートをとろうとして手元の画面に目線が行ってるとどうしてもこういう動作を見逃して授業の内容も頭に入らなくなりがち。紙でノート取ってるときにはあんまり見逃さないのはなぜだか分からないけど。
授業中にチャットを使う話も取り上げられてるけど、これに関しても、チャットに目がいってしまうと先生の話が頭に入らなくなるし、みんなが先生の方を見ているとたぶんチャットがもりあがらない。もりあがらないチャットってすごく寂しいんだよ! 存在価値を疑うくらいに!
あと、先生がチャットに参加するのが難しい気がするんだけどどう解決するんだろ。

プロジェクターはもっと活用してほしい

資料をPowerPointやKeynoteで作って投影してくれると、まず黒板やホワイトボードより格段に見易いのがいい。しかもその資料をPDFでアップロードしてくれたりすると、ノートに書き写すのが必死で先生の話を聞けないということがなくなるのですごく便利。おかげでノートは先生の話した内容や重要だと思った内容を中心にメモできるようになる。
ただ、やっぱり人によって使い方にかなりギャップがあって、びっしり文章で埋めた資料をどんどん表示して次々画面を変えていくくせに資料をアップロードしたり紙で配布したりしない人とか、ずっとパソコンに向かってしゃべってるだけで眠くなるような人もいる。もっと使い方を工夫してよ!
個人的には先に資料をPDFでアップロードしておいて、紙では配布しないというやり方がベスト。紙の資料にメモしたい人はメモすればいいけど、あのスライドを並べた紙を印刷して全員に配るのは余白が大きくて紙の無駄。必要な人だけ印刷すればいい。特に僕は紙の整理が苦手なので配らないでもらえると助かる。

机が狭い!

一時期はすべてのノートを自分用のWikiに書いておくということをやってたけど、図や数式は紙に書いた方がやっぱり速いし思い通りの表現ができるので、紙のノートとパソコンを併用するようになった。ただ、パソコンと紙のノートを横に並べて使うと、机の1人分のスペースを大幅に超えるのでこれは結構こまりもの。人数が多くて詰めて座らないと全員が座れない授業だったり、椅子にちっちゃい机がついたタイプの教室はものすごく大変。

ITが教室に導入されるメリット

なんといっても、わからない用語をGoogle先生に聞けるところ……というのはおいておいて、実際ちょっと考えてみたけどよくわからない……。けっこう否定的な意見もあるみたいだし、自分の学校の環境もこれでいいのかなと思うようなこともしばしばある。
ITが導入されたことでいい結果が生まれる人もいればむしろ悪化する人もいるだろうし、必ずしもいいとか悪いとか言えないんだろうと思う。たぶん冒頭の記事を書いたlonlon2007さんみたいにITリテラシーが高くてモチベーションにあふれた人ならIT化されたほうがうまく学習できると思うけど、たぶん高校生だと(大学生もそうだけど)そういう人は少数派なんじゃないかな。だからこそ、記事の最後で触れられてる「私塾」がものすごく面白そう。

先生側も生徒側もコンピュータリテラシーのある層(ちなみにここで言うコンピューターリテラシーっていうのはチャットとかでの議論力も含む)、感覚的に言えばコンピューターリテラシー偏差値60以上の層をすくいとってむちゃくちゃ最適化した授業をしてみたい。そういう塾を作ってみたいと、最近思う。私塾イズムってやつだ。

実際の学校で一昔前のおじさんたちみたいに「IT!! IT!!」ってなんでも導入するのはやめといたほうがいいけど、好き勝手にこういうのが好きな層が集まってこういう実験をするのはどんどんやればいい。まあ、IT系のイベントですでにいろいろ工夫してやってそうだけど。